これまでにも、何回か取り上げたことのあるスペースシャトル ですが、予算承認され、135回目にして正真正銘のラスト・ミッション(STS-135)が、2011年6月にアトランティスにより遂行されることになりましたロケット



1970年代に開発が開始され、1981年にコロンビア号による宇宙空間への初飛行以来、2度の事故(チャレンジャー号およびコロンビア号)を乗り越え、30年に亘り宇宙開発へ貢献してきたスペースシャトル。その退役は残念ですが、250万個もの部品を使用し、人間がこれまでに製造した中で最も複雑な機械とも評され、飛行にあたっての調整や天候基準等デリケートな部分も相当あるだけに、耐久性や安全性を考慮すると、いつまでも、というわけにもいかないのも事実でしょう・・・。



後継計画として検討されていたコンステレーション計画は、昨年オバマ政権によって予算が打ち切られ、低軌道に関しては民間シフトという流れのようですが、現実に民間による商用宇宙船が開発されるまでは、ISS(国際宇宙ステーション)への飛行士派遣はロシアのソユーズ宇宙船に頼らざるを得ず、現在も米議会ではシャトル使用の5年間延長を検討しているようです。



とにかく、一度は観に行ってみたい、スペースシャトルの打ち上げ ロケット個人的には、今年の訪米は難しいので、出来れば延長して頂ければチャンスもあるかも?ということで、もう少しだけ現役で頑張って欲しいなぁ、と願うばかりですかお